徹底的な完全菜食「ヴィーガン」生活を一年続けた結果・・・
食習慣のせいで、社会との係わりを避けるようになったら「注意信号」だと、コーン氏は指摘する。
「そうした人々は、食品に何が入っているか分からない、特定の方法で調理されていない、使用されているのが有機オリーブオイルではなかったら大変だ、といった理由で友人とレストランに行けないかもしれない」
ロサンゼルス在住のジョーダン・ヤンガーさん(24)は昨年、自分の野菜中心の食事に関するレシピや写真を投稿するために写真・動画共有サービス、インスタグラムのアカウントやブログを開設した。すると、日々の食事が彼女の生活のすべてになってしまった。
■朝目覚めるとパニック
「朝目覚めると、今日は何を食べようかと考えて、パニックになった」とヤンガーさんは振り返る。
「ジュースバーや、ホールフーズ・マーケットといった自然食品店に行くと、かなり長い時間をかけてすべてを見て歩き、その日1日分のメニューを考えようとした。自分でも、これは「不健康だ」と気付くほど、健康な食生活を送る事に夢中になり始めていた」
すでに細身だったヤンガーさんは、食事制限をして約11キロも痩せたという。彼女の肌はオレンジ色になり、月経が来なくなった。今年5月、彼女は摂食障害の専門医や栄養士のアドバイスを受け始め、回復する事ができた。
今は加工食品を除いて、どんな食べ物も制限しない事にしているという。彼女の肌は普通の色に戻り、髪の毛は濃くなって13センチも伸び、体重も元に戻った。
「いろいろな食の哲学があり過ぎるので、オルトレキシアが広まる余地は、まだたくさんあるだろう」とヤンガーさんは言う。「様々な理論を聞くと、食べるのが本当に難しくなり、本来は楽しむべき食生活が、とてつもなく不安な事に思えてしまう」
一種の「宗教」なんだよねwww 自分だけが救われたいと願う「選民思考」逆に、その考え方が「蜘蛛の糸」のカンダタのように、自分の「境遇」を奈落の底に落としてしまう結果につながるのに。「人間」という生き物は、動物性たんぱく質が無くては、肉体の維持が出来ない存在なんだよ。
ヴィーガンって考え方を、アメブロの「オーサ」さんというスェーデン人の漫画家が取り上げていたので調べてみた。食べ物だけではなく、生活面でも、動物性の製品を拒むらしい。宗教的な理由なのか、「健康に良い」と考えてるのかはいまいち不明だが、欧米人の「クジラを殺すのは野蛮!」って考え方に似ていると、私は思う。
牛乳を飲んだからといって牛が死ぬわけではないし、羊毛のセーターを着たからと言って、羊が死ぬわけでもない。逆に定期的に毛を刈らないと、羊は自分の毛の重さで身動きが出来なくなり、餌を食べられなくなって死んでしまう。個人の主義主張にケチをつけるつもりは無いが、今の時代、食い物に何が入ってるか確認していたら、それだけで一日が終わってしまうだろうwww
肉の食べ過ぎはもちろん「有害」だし、無意味に動物を殺すのは良くない事だ。だが「食物連鎖」というのがあって、人間もその一部に入っている。人間が動物をある程度殺さないと、逆に自然環境の破壊や、特定の動物を破滅に追いやる危険性もあるのだ。バランスよく野菜や肉、魚などを料理のレシピに組み込んで、余す事無く摂取する。「食生活を楽しむ」事も、人間としての権利だと思うよ。
http://m.jp.wsj.com/articles/SB10113763752903943770504580272140523277622