ソウル中央地検女性児童犯罪調査部(部長検事=キム・ホンチャン)では、小学校3年生の 男子生徒Aくん(8歳)を性暴行した疑い(性暴力犯罪の処罰などに関する特例法上の強姦 致傷)でユン某容疑者(29)を拘束起訴して、治療監護と位置追跡電子装置の付着、性衝動
薬物治療などの命令を同時に請求したと3日に明らかにした.

検察によればユン容疑者は去る4月、登校中の小学生Aくんに近付いて「3学年の先生だ。 他の生徒はみんなやったが身体検査を行う」とし、付近のビルのトイレに連れて行って下着 を脱がせ、身体の特定部位に異物を入れながらオナニーをした疑いを受けている。

Aくんは全治6週のけがを負った。 ユン容疑者は痛みを訴えながら帰ったA少年の父親の申告で、警察に緊急逮捕された。

事件を受けた検察はユン容疑者から、「男の子を見ると理由を問わず性的に興奮状態に なる」という供述を確保した。 検察は公州(コンジュ)治療監護所の精神鑑定を経て、性的倒錯症、小児性愛症などの 鑑定結果を受けた。

検察の関係者は、「今後の性暴行事犯に対して治療監護、電子装置付着命令、性衝動 薬物治療の請求などを積極的に活用する」と明らかにした。

今度の請求はソウル中央地検の3度目の性衝動薬物治療の請求で、全国で21番目だ。 これまで裁判所で3件の治療命令の決定と4件の請求棄却があった。13件は裁判進行中 だ。