【銀行に「カネ不足」 相次ぐ一時営業停止 人民日報、危機感あらわに】
中国の銀行の「銭荒(カネ不足)」問題が表面化している。
23日午前から24日にかけて、中国最大の銀行・工商銀行の各地
の支店が相次ぎ一時営業停止となった。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
同報道はネットユーザの書き込みからの情報として、営業停止となった地域は、北京市、上海市、南昌市、福州市、杭州市、武漢市などの大都市だと伝えた。支店全体の業務が停止するほか、ATMからの現金引き落としや、他行への振込ができないなどといった障害が起きたという。
工商銀行は23日午後0時50分、公式微博において、同日午前10時35分から11時27分の間に、一部の地区でコンピュータ・システムのアップグレードが原因で、業務の遅延が生じたと説明。
だが、ユーザーらは、翌24日になっても、ATMからの引き落としができないとの情報を提供。
上海のユーザーSamBettyは24日、「振り込んだはずのお金が相手に届いていない」と書き込んだ。大連市のユーザーは、工商銀行の張り紙の写真を投稿。「システム故障」「一時営業停止」と印刷された銀行の知らせに、「大連市全域で故障」「いつ回復するか、また通知する」などと手書きによる追加情報も確認できる。
銀行の「銭荒」は市民の間で不安を呼んでいる。「銀行に本当にお金がないみたい。今日、工商銀行に行ったけど、お金を下ろせなかった。中国経済は本当に崩壊するのか」とユーザーの袁躍軍さんは書き込んだ。
北京に住むメディア関係者の王さんはRFAの取材に、システムのアップグレードであれば、予告があったはずだと指摘。金融市場が荒れているなかで、幹部らがこぞって財産を海外に移している。それを目の当たりにする庶民らは「大きな不安を感じている」と王さんは話した。
人民日報ウェブ版は23日、「中国経済を悲観視することは、改革を否定することだ」と題する社説を掲載。「改革の歴史的な時機に、悪意をもって中国経済を悲観視することは、歴史に対する無知と、改革に対する否定を意味する。歴史的にみれば、改革は科学的発展を実現するための動力であり、力強く前進するためのエネルギー源になるのだ」と悲観論への警戒を示し、銀行の「銭荒」が国民の恐慌に発展することへの危機感をあらわにした。
在米経済学者の何清漣氏は、中国は経済危機が起きる要素を数多くはらんでいるものの、「すぐに経済破綻が起きることはない」とみている。
「中国経済も中国社会も一夜では崩壊しない。少しずつ蝕まれている状態だ」と氏はRFAの取材に語った。
中国が「尖閣紛争」にこだわる理由は、中国経済崩壊直前に尖閣を理由にして、中国にある日本企業の資産と預金を残らず接収するためとの推測がある。共産党の歴史を見れば、外国資産の接収
・収奪は普通にやって来ているからな。
崩壊寸前に故意に尖閣に軍隊を上陸をさせる
かもしれないねw 人民の目を日本に向けさせて、
東シナ海で紛争を惹起する可能性が大きい。
共産党幹部連中は、内乱が起きたら即座に虐殺
されるから国外逃亡を企ててるよ。逃亡先の米国
に多額の送金もしているしな。
鄧小平の一族が国外逃亡 持ち出した金額10兆円
温家宝首相一族が巨額蓄財、総額27億ドル以上
習近平(シーチンピン)国家主席の親族(姉夫婦)が、3億7600万ドル(約300億円)の財産を蓄えている。 香港に高級マンションや邸宅など七つの物件(推定総資産価値5560万ドル)を所有。
レアアース(希土類)を扱う会社の株式を、
間接的に18%保有するなど。
<江沢民の息子・江錦恒>
米ドリームワークスと上海興建動画制片厰を設立
<曾慶紅の妻・蒋梅と息子・曾偉>
オーストラリアに豪邸を購入
<胡錦濤の息子・胡海峰>
中国の空港、港湾、地下鉄の安全検査用X線装置を独占する国有企業のボスに
<温家宝の息子・温雲松>
中国衛星通訊集団のトップ
<呉邦国の娘婿・馮紹東>
メリルリンチと組んで世界最大のIPOとなった工商銀行の上場を手がける
中国人民銀行が作成したリポートでは、1990年代半ばから2008年までの間に海外に逃亡したり行方不明になった共産党や国有企業の幹部らは約1万6000~1万8000人で、持ち出された資金額は約8000億元(約10兆円)にのぼるという。
中国の高官って、蓄財するためだけに存在してるんだな。歴史的にね。真に中国人民を思って政治を行った人物って、秦の始皇帝か曹操しかいないんじゃないか?中国人民からは嫌われてるが、中国の歴史を見てると、この二人しかマトモな政治家は存在しないな。